腹黒王子は隠れボディーガードを無自覚に偏愛する。



「話それだけ?」



そう言って彼は、何も言わずに私に後ろ姿を向ける。



「あ、あの!昨日のこと、これからも人に言わないでもらえませんか...!?」


図々しいと思うけど...

「無理。」



どんどん遠ざかっていく彼に言葉を投げつける。