青にきらめく世界は、君の色でできている。



***


「……ごめん」

「ごめんって、お店から連れだしたこと?」

「それもあるけど……我慢できなくて嫉妬して、青羽のこと困らせたかと思って。さっきだって、先輩と二人で並んでる姿が、傍から見たら恋人同士みたいで……すっげーイヤだった」


蒼空くんは苦い顔をしている。

――確かに、年頃の男女が隣り合って座っていれば、恋人同士に見えてもおかしくはないのかもしれない。


「そうだよね……わたしの方こそ、嫌な気分にさせちゃってごめんね」

「いや、俺が勝手に勘違いしただけだから。それに、青羽の彼氏は俺だよね?」

「っ、うん」

「じゃあさ、今からは、青羽が俺の彼女だってことを自慢させてよ」


蒼空くんが、指をからめるように手をつないでくる。

伝わってくる熱に、顔が熱くなってくる。

そんなわたしの表情を見た蒼空くんは、クスクスと笑う。