青にきらめく世界は、君の色でできている。



「あ、あの、わたしが説明するね!」


声を上げて、こうなるに至った経緯を一から説明すれば、蒼空くんは「はぁー」と深いため息をはき出した。


「……何だ、そういうこと」

「びっくりさせちゃってごめんね、蒼空くん」

「いや、俺も変な勘違いしちゃったから」

「勘違いって?」

「……言わない」

「え、どうして?」

「言いたくないから」


フイッと顔をそらしてしまった蒼空くんは、何だか不貞腐れているようにも見える。


蒼空くんがどんな勘違いをしていたのか見当もつかなくて首をかしげていれば、

「ふふ」

と優しい笑い声が聞こえてきた。