青にきらめく世界は、君の色でできている。



「でもね、これまでは返事を返してくれないことが普通だったのよ。でも、最近は会話してくれるようになって……音無さん、ありがとう。あなたが蒼空を変えてくれたのよね」

「え? ……い、いえ、わたしは何も……!」

「ふふ。あの子ね、今までは学校に行く時、いつもつまらなそうだったのよ。でも、最近は楽しそうなのよね。それに、やさしい顔をするようになったわ。音無さんのことが大好きなのね」


――どうしよう。すっごく顔が熱い。

蒼空くんのお母さんからそんな風に言ってもらえたことが、すごくうれしくて。でも、少し照れくさくもあって。


「蒼空くんのお母さんからそんな風に言ってもらえて、すごくうれしいです。でも……わたしを変えてくれたのも、蒼空くんなんです」

「え?」

「わたし、臆病で自信もなくて。どうせわたしなんかが言っても意味ないよなって、いつもあきらめてました。でも……気持ちを伝えることの大切さを、蒼空くんが教えてくれたんです」


蒼空くんと出会えたから、今のわたしがいるんだって――心からそう思ってるんだ。