「俺、青羽のことが好きだよ」
「……うん、ありがとう」
「青羽は、いつだってまっすぐに思いを伝えてくれたよね。だから今度は俺が、青羽に伝える番。青羽がもう聞き飽きたって笑っちゃうくらい、好きって気持ちを伝えていきたい。一番そばで、青羽のことを守らせてほしいんだ」
「うん。……でもね、思いを言葉にして伝える大切さをわたしに教えてくれたのは、蒼空くんなんだよ。だからわたしも、これからもずっと伝えていくから。蒼空くんのことが大好きだってこと」
「うん。……やばい、何か泣きそうだ」
「ふふ、わたしも」
二人で涙目になりながら、コツンとおでこを合わせて笑い合う。
大好きな人に「好きだ」と伝えられるこの瞬間は、当たり前にあるものじゃない。
神様が授けてくれたこの奇跡を、幸せを、胸いっぱいに抱きしめて――きみと過ごせるこの日々を、大切に生きていこう。
――見渡す限りに広がるあざやかな青い海と、澄み渡る青い空が混ざり合った世界で、小さな星がきらめいたような気がした。
青にきらめく世界は、君の色でできている。



