青にきらめく世界は、君の色でできている。



***


「体調はもう平気なんだよね?」

「うん、すっごく元気だよ」

「それならよかったけど……無理はしないように。きつかったらすぐに言って。俺がおぶって歩くから」


わたしたちはバスに乗って、近くの海にきていた。

夏の陽ざしを反射した海は、どこまでも青く、美しい色を放っている。

果てしなく広がるその景色に、目を奪われる。


「……あの日から、二人きりで話すタイミングが中々なかったから。改めて青羽に、ちゃんと伝えたくて」


海を見ながら二人で並んで砂浜を歩いていたら、蒼空くんはわたしに向き合うような形で足を止めた。