かーごめかごめ
キョロキョロ・・
かーごのなーかのとーりぃは
キョロキョロ・・
いーついーつ出ー会ぁう
キョロキョロ・・
夜ー明ーけーのー晩に
キョロキョロ・・
つーるとかーめがすーべった
キョロキョロ・・
うしろの正面…
少女達は目で合図する。
『いくよ』と。
ドンッ・・
『キャー!!!』
ズササ――・・
『ね…ねぇ。
声…しなくなったよ…?』
『馬鹿ねぇ。
気を失ってるだけよ。』
心配する咲子を気にも留めず、悪魔のような少女達は再び遊び始める。
美津を殺したとは夢にも思っていなかったのだから――…


