うしろの正面だーあれ




その迫力に圧倒されたのか、美津はたじろいで消えた。



4人はホッと胸を撫で下ろした。



『おばさん、広美ちゃんについててあげてね。』



『ええ、そのつもりだけど…
どうかしたの?』



『いえ…。
じゃあ、これで失礼します。』






『今度は誰だろう…』



帰り道、ふいに キヨが呟いた。



『私かもしれない…。』



すみれが青ざめた顔をして言う。



『そんなの、私かもしれないよ。』



咲子がなだめるように言う。



『だって…私、鶴田さんのこと
無視したことあるもん…。
私、殺されちゃうのかなぁ…。』



『………………。』



それ以上、誰も、何も言えなかった。