うしろの正面だーあれ




コンコン・・



『はい…。
あら、皆。
お見舞いに来てくれたの。』



『広美ちゃんは…』



咲子の問いに、広美の母親は涙ぐんで答えた。



『まだ意識が戻らないの…。』



『そんな…』



4人は言葉を失った。



いつ意識が戻るかも分からないと言う。



表面上では広美を心配しながら、心の奥底では



『次は自分かもしれない』という恐怖が4人を支配する。