タケルにも、昔 鳥を飼っていたことがあった。 あれは まだ幼稚園の頃だっただろうか、タケルの誕生日に、父がセキセイインコを買ってきたのは。 『わぁ〜…! お父さん、ありがとう!』 『ちゃんと世話するんだぞ?生き物っていうのは口が聞けないんだから、タケルが気付いてやらないと。』 『うん!』 そのセキセイインコは水色と黄色が主で、その間が黄緑であり、見事なグラデーションを魅せていた。 その美しい容姿に、小さいながらもタケルは感動を覚えた。