うしろの正面だーあれ




『朝子ちゃん…大丈夫…?』



咲子が問いかけた。



しかし、朝子の口から出た答えは、少女達の顔を恐怖に染めるものだった。



『私…鶴田さんに殺されかけた…』



『…え?』



『手招きしたのよ…。
だから、怖くなって反対方向に走ったの。
そしたら車に…』



『………………。』



みんなは黙り込んだ。



『私が逃げるの分かってて、わざと反対方向に手招きしたのよ…!!』



『そんなの、まだ分かんない…』



『分かるわよ!!
あの子は私達のこと恨んでるんだから…。
私達に復讐しようとしてるのよ!』



4人は互いに顔を見合わせた。