うしろの正面だーあれ




朝子の居ない1週間は、本当に何も起こらず平和に過ごせた。



美津と義孝は、やはり居るのだが…。






コンコン・・



『はぁい。
あら、みんな 朝子のお見舞いに来てくれたの?』



朝子の母親が病室を開けてくれた。



『はい。』



『ありがとう。さ、どうぞ。』



病室に入ると、布団にくるまる朝子が居た。



『朝子ちゃん。』



声をかけても返事はなく、ただただガタガタと震えている。






『お母さん…
ちょっと出て行って。』



ずっと黙っていた朝子が、やがて口を開いた。



『はいはい。
じゃあ皆、ゆっくりしていってね。』



『はぁい。』



4人の少女は口を揃えて返事した。