そんなタケルを見て、楓は何故か泣きそうになった。 意味の分からない涙が込み上げてくる。 泣くな 泣くな…! 私は…タケちゃんが好きなんだから…。 今まで守ってもらってきた代わりに、今度は私がタケちゃんを守るんだから…。 学校…絶対行かせてあげるんだから。 学校で笑ってるタケちゃんを、私は見たいの。 頑張るから… 一生懸命 伝えるから… 届いて お願い――…