うしろの正面だーあれ




『ただ、事故の恐怖で錯乱状態みたいなの。
みんな心配だと思うけど、お見舞いは彼女が落ち着いてからにしてね。』



教室中が静まり返った。



3人目の犠牲者。



しかし、今回は少女達がやったのではない。



だとすると…



少女達に恨みを持っているのは…



鶴田 美津



亀井 義孝



この2人しか思いつかない。



でも、死んだ人間にそんなことが出来るのだろうか。



まだ彼らと決まったわけではない。



決まったわけではないが…



次に狙われるのが、4人の少女と1人の少年だとすれば



彼らが犯人であると思う他あるまい。



これから5人は、臆病風に吹かれながら暮らすことになる。



いつ殺されるかわからないという恐怖。



ただ、まだこのことに少女達は気付いていない。



彼女達がそれに気付くのは、朝子の口から それを聞いてからの話。