夢であってほしいと願いながら
夢であるはずがないと
心のどこかで確信する自分がいる。
憂鬱ながら学校へ向かう。
予想通り、先生は哀しい顔をして教室に入って来た。
クラスの者も、また何かがあったのだと悟ったようだった。
静まりかえる教室
躊躇いがちに話す先生
「昨夜、今度は亀井君が…
亡くなりました…。
鶴田さんと同じく裏山でです。
今日からあそこは立ち入り禁止になりました。
みんなも絶対行かないように。」
ザワザワと喋り出す生徒達。
当たり前だ。
たった数日間で
席が2つも空いてしまったのだ。
少女達の手によって――…


