うしろの正面だーあれ




白い布をかけられた母は、その布に負けず劣らず白い顔をしていた。



今朝 見たときには赤かった唇。



色のない唇。






今朝 おでこに当てたときには温かかった手。



冷たい手。






失ってしまった。何もかも。



大好きな、大好きな母を…



亡くしてしまった。