お父さんかお母さんのどちらかを選ばないといけないの? 私は…選べないよ…? どっちも好きだもん…。 選べない…。 お父さんの、優しい笑顔が好き。 お母さんの作ってくれる料理が好き。 失いたくない。 奪われてたまるか…! 早織は、意を決して頭を下げた。