若頭は拾い猫を甘やかしたい。

「都…」


「みやこ?名字は。」


「月夜。」



お兄さんは名前を聞いて少し驚いた顔をしていた。

…どうして驚いてるんだろう。私の名前、おかしいのかな。



「お前、ほんとに猫みたいだな。」


「猫?」


「みやこ…ね。OK。」



私が猫みたいっていうことには説明は無くて、少し嬉しそうに私の名前を呼ぶお兄さん。


決して私の名前がおかしくて笑っている訳ではなさそう。