若頭は拾い猫を甘やかしたい。

「あ゛?てめー遅いんだよ、言える口あんならとっとと言っとけボケ。」



殺される手前になってやっと口を割る気になった雑魚。



「…上の人に指示されたんす。最近、相模組の若頭に女が出来たからソイツの情報を持って来いって。それで、そっちのシマで運良く女を見つけたら攫ってこいって。」


「ちっ」



こいつ確か前からうちのシマを狙って目つけてる海堂組の奴だったよな。



女…、つまり都を使おうとしたってわけか。


はっ、お前ごときが都を攫う??

現実そうなってないにしろ、クソ程ムカつくな。



海堂組にはうちの部下も今まで何人かお世話になってるからな…。



「ふぅん、そ。じゃお前帰っていいよ。」


「(…っ、よっしゃ。やっと帰れバンっ!!」


「なんて言うとでも思ったのか、甘いんだよお前。」



都が理由に無かったら生かしてたかもしれないが、そうじゃないならお前みたいなクズ殺すしかねーよ。


見事に頭に命中した銃弾によって、男は即座に倒れた。



「おい、後はやっとけ。」


「了解しました。」



俺の右腕にそう言うと、俺は即効で車に乗って出発させた。