【6月8日。
あぁ、なんてことだ。
また僕の同級生が死んでしまった。】
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ。
【どうしてこうも立て続けに死んでしまうんだろう。
もしかして僕らのクラスは呪われてる?
いや、これもただの偶然。
すごく悲しい。
悲しい悲しい悲しい悲し……いぃぃぃぃぃ!
あはっあはははあははははっ】
突如笑い声が耳元で聞こえて私は振り向いた。
だけどそこには誰もいない。
公園内に笑い声が響き渡りワンワンと反響している。
貴斗と瑞穂にも聞こえているようで、ふたりともしきりに周囲を見回している。
だけどやっぱり誰もいない。
あぁ、なんてことだ。
また僕の同級生が死んでしまった。】
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ。
【どうしてこうも立て続けに死んでしまうんだろう。
もしかして僕らのクラスは呪われてる?
いや、これもただの偶然。
すごく悲しい。
悲しい悲しい悲しい悲し……いぃぃぃぃぃ!
あはっあはははあははははっ】
突如笑い声が耳元で聞こえて私は振り向いた。
だけどそこには誰もいない。
公園内に笑い声が響き渡りワンワンと反響している。
貴斗と瑞穂にも聞こえているようで、ふたりともしきりに周囲を見回している。
だけどやっぱり誰もいない。



