保人の日記帳の一番最後のページを開くと、昨日書き足された日記がそのまま残っている。
それを見た瞬間日奈子が「ヒッ」と声を上げて口をおおった。
「こ、こんなこと書くなんてひどいよ!」
涙目になってこちらを見る日奈子に私は左右に首を振った。
「私じゃないよ。私がこんなことするわけないじゃん」
「でも愛花ちゃんは保人イジメの中心だったでしょう?」
「それってどういう意味? 保人がいなくなったから、今度は日奈子をイジメるとでも思った?」
そんな風に思われているとは思っていなくて、思わずカチンときた。
私は日奈子をにらみつける。
「やめなよふたりとも。仲間割れしてる場合じゃないでしょう?」
瑞穂がなだめようとしてくれるけれど、私の腹の虫は収まらない。
昨日日奈子の名前が日記に欠かれた時、どれだけ恐怖を味わったと思ってるんだ。
そんな気持ちが沸き上がってくる。
「これを書いたのは愛花じゃない。筆跡が全然違うだろ」
それを見た瞬間日奈子が「ヒッ」と声を上げて口をおおった。
「こ、こんなこと書くなんてひどいよ!」
涙目になってこちらを見る日奈子に私は左右に首を振った。
「私じゃないよ。私がこんなことするわけないじゃん」
「でも愛花ちゃんは保人イジメの中心だったでしょう?」
「それってどういう意味? 保人がいなくなったから、今度は日奈子をイジメるとでも思った?」
そんな風に思われているとは思っていなくて、思わずカチンときた。
私は日奈子をにらみつける。
「やめなよふたりとも。仲間割れしてる場合じゃないでしょう?」
瑞穂がなだめようとしてくれるけれど、私の腹の虫は収まらない。
昨日日奈子の名前が日記に欠かれた時、どれだけ恐怖を味わったと思ってるんだ。
そんな気持ちが沸き上がってくる。
「これを書いたのは愛花じゃない。筆跡が全然違うだろ」



