瑞穂がなにかに気がついたように質問してきたので、私は「そうだよ。結構きれいな白猫だった」と、頷いた。
「白猫って……それって保人が殺した子猫の親だったんじゃない?」
「はぁ? なんでそうなるのよ」
瑞穂の言葉に私は眉間にシワを寄せた。
「だって保人が殺した子猫って公園にいた子でしょう? しかも白猫だったって書いてたじゃん」
「親猫だったらなんだっていうの? 偶然かぐられただけでそんなに騒ぐこと?」
イラついた口調を隠さずに言うと瑞穂が黙り込んでしまった。
「そうだよ。今は猫なんてどうでもいいよ! 今朝のニュースを見たからみんなこんなに早く登校して来たんでしょう!?」
日奈子が珍しく声が張り上げている。
そこには大きな焦りを含んでいた。
「ニュースは見たよ。保人の日記について言いたいんでしょう?」
私の質問に日奈子が何度も頷く。
「犯人がわかってるなら、警察に通報しなきゃいけないよね?」
日奈子の言葉に大きなため息を吐き出したのは貴斗だった。
「白猫って……それって保人が殺した子猫の親だったんじゃない?」
「はぁ? なんでそうなるのよ」
瑞穂の言葉に私は眉間にシワを寄せた。
「だって保人が殺した子猫って公園にいた子でしょう? しかも白猫だったって書いてたじゃん」
「親猫だったらなんだっていうの? 偶然かぐられただけでそんなに騒ぐこと?」
イラついた口調を隠さずに言うと瑞穂が黙り込んでしまった。
「そうだよ。今は猫なんてどうでもいいよ! 今朝のニュースを見たからみんなこんなに早く登校して来たんでしょう!?」
日奈子が珍しく声が張り上げている。
そこには大きな焦りを含んでいた。
「ニュースは見たよ。保人の日記について言いたいんでしょう?」
私の質問に日奈子が何度も頷く。
「犯人がわかってるなら、警察に通報しなきゃいけないよね?」
日奈子の言葉に大きなため息を吐き出したのは貴斗だった。



