復讐殺人日記

けれどなにも追加されていない。
暴露動画を作成して投稿して、それで死ぬんでしょう?

死ぬはずでしょう!?
手にジワリと汗がにじむ。
呼吸が浅く、苦しくなっていく。

「嘘でしょ。私も死ぬよね? 死ねるんだよね? だってそうじゃなきゃ……!!」

暴露動画を投稿したあとも生き続けるってこと?
ゾクリと全身が寒くなった。

そんなのってない。
それはあんまりだ。

私がしたこと全部バレて、世界中に拡散もされて、それで生きていくなんて絶対に無理!!

悲鳴を上げたかったのに手が勝手にスマホを握りしめていた。
そして録画を開始する。
私は笑顔で画面に移り、そして保人イジメについて話しはじめたのだった。