【マンガシナリオ大賞】君に恋して

第3章 三話 戸惑い


○珠李の通う学校の通学路 柱


麻琉と再会した日から毎日麻琉に待ち伏せされるようになっていた。ト書き

麻琉「珠李!」セリフ

珠李「麻琉…なんで毎朝私に会いに来るの?」セリフ

麻琉「珠李が好きだから。大好きだから」セリフ

珠李「じゃあなんで小学校の時は嫌いだなんて言ったの?」セリフ

麻琉「恥ずかしかったんだ…照れくさかったんだ。だから、後悔してるんだ。あの時、嫌いって言わなければ…今でも、珠李は俺の隣りに居てくれたのかな…って」セリフ

珠李「それは無理」セリフ

麻琉「なんで……」セリフ

珠李「私にはもう…見えないの。貴方の顔も表情も」セリフ

麻琉 「それでも、この気持ちは本物だし諦めるつもりはねーから!」セリフ

珠李「…麻琉…麻琉は私の目が見えなくても愛してくれるの?」セリフ

麻琉「当たり前だろ!珠李がいいんだ!」セリフ

珠李「麻琉…ありがとう。でも、麻琉のこと今まで友達として見てたから、いきなり男として見てって言われても…」セリフ

麻琉「ゆっくりでいいから…」セリフ

麻琉はそっと私を抱き寄せて耳元で囁いた。ト書き