第10章 伝えたい想い
珠李『じ、事故…って、大丈夫なんですか?!』セリフ
麻琉の母『あぁ、大丈夫大丈夫!骨折で済んでるから全治3週間だって』セリフ
麻琉の母の言葉に安堵してその場に膝から崩れ落ちる。ト書き
麻琉の母『○○病院の305号室に居るから』セリフ
珠李『はい、わかりました。教えてくださりありがとうございました。』セリフ
通話を切り、私は友達に上手いこと誤魔化して欲しいとお願いをして、早速麻琉の元へと向かうことにした。ト書き
珠李「麻琉!調子はどう?」セリフ
麻琉「珠李…?!お前、学校は?!」セリフ
珠李「サボって来ちゃった」セリフ
麻琉「おま…っ!サボって来るな!ちゃんと勉強してないと怒られるぞ」セリフ
珠李「私は怒られても別にいい。ただ、麻琉が心配だったの」セリフ
麻琉「珠李…」セリフ
私は、近くにあった椅子に座ると麻琉に手土産のお菓子を渡す。ト書き
麻琉「ありがとな。一緒に食べようぜ!」セリフ
珠李「うん!」セリフ
そうして、空が暗くなって来た18時頃私は麻琉と別れ、帰宅した。ト書き
○麻琉が入院してから1週間後の麻琉宅 柱
麻琉の自宅へ遊びに行くと麻琉の母が出迎えてくれた。ト書き
麻琉の母「珠李ちゃん!久しぶりね〜こんなに大きくなってぇ!」セリフ
珠李「お久しぶりです!」セリフ
と、お喋りをしていると麻琉が階段を降り、私を迎えに来た。ト書き
麻琉の母「もー!せっかく久しぶりに会えたんだから話に花を咲かせてもいいでしょう!?」セリフ
麻琉「はぁ…行くぞ」セリフ
グイッと手を引き、2階へとエスコートしてくれた。ト書き
麻琉の自室へ着くと、麻琉は私をベッドに腰かけさせ、自分も腰かけた。ト書き
麻琉「なぁ、珠李…俺、事故に遭って思ったんだ」セリフ
珠李「何?」セリフ
麻琉「俺、もう生きられないのかなって思ったら真っ先に珠李に会いたいって思ってた。そんで、やっぱり珠李が好きだって実感した。何があってももう…離れたくない」セリフ
珠李「麻琉…」セリフ
抱き合って居ると麻琉の母がお菓子を持って来た。ト書き
慌てて離れると麻琉が母親に向かって怒る。ト書き
麻琉「ったく、ノックぐらいしろ!」セリフ
麻琉の母「だってーお客さんにお菓子も出さないのは失礼じゃない?」セリフ
麻琉「くっ…確かに」セリフ
その時、玄関から来客を知らせるチャイムが鳴る。ト書き
麻琉の母「あら、誰かしら?」セリフ
パタパタと朝日さんの足音が遠のくと下の階から賑やかな声が聞こえて来た。ト書き
心春「今日も麻琉さんのお見舞いに来ました!心春です!」セリフ
麻琉の母「あら、心春ちゃん今日も来たの?麻琉ったらモテモテね〜」セリフ
麻琉「ごめん、ちょっと行ってくる」セリフ
珠李「あ、うん…」セリフ
呆然と麻琉を見送る。ト書き
麻琉「ったく、家にまで来んなよ」セリフ
心春「だって麻琉くんが心配で…!」セリフ
麻琉「ったく、今日はもう帰れ!」セリフ
心春「何でそんなこと言うの…?」セリフ
麻琉の母「心春ちゃん、今日はねお客さんが居るのよ。だから…」セリフ
心春「えーそれなら仕方ないですね〜。じゃ、また明日来ますね!失礼しました〜」セリフ
珠李『じ、事故…って、大丈夫なんですか?!』セリフ
麻琉の母『あぁ、大丈夫大丈夫!骨折で済んでるから全治3週間だって』セリフ
麻琉の母の言葉に安堵してその場に膝から崩れ落ちる。ト書き
麻琉の母『○○病院の305号室に居るから』セリフ
珠李『はい、わかりました。教えてくださりありがとうございました。』セリフ
通話を切り、私は友達に上手いこと誤魔化して欲しいとお願いをして、早速麻琉の元へと向かうことにした。ト書き
珠李「麻琉!調子はどう?」セリフ
麻琉「珠李…?!お前、学校は?!」セリフ
珠李「サボって来ちゃった」セリフ
麻琉「おま…っ!サボって来るな!ちゃんと勉強してないと怒られるぞ」セリフ
珠李「私は怒られても別にいい。ただ、麻琉が心配だったの」セリフ
麻琉「珠李…」セリフ
私は、近くにあった椅子に座ると麻琉に手土産のお菓子を渡す。ト書き
麻琉「ありがとな。一緒に食べようぜ!」セリフ
珠李「うん!」セリフ
そうして、空が暗くなって来た18時頃私は麻琉と別れ、帰宅した。ト書き
○麻琉が入院してから1週間後の麻琉宅 柱
麻琉の自宅へ遊びに行くと麻琉の母が出迎えてくれた。ト書き
麻琉の母「珠李ちゃん!久しぶりね〜こんなに大きくなってぇ!」セリフ
珠李「お久しぶりです!」セリフ
と、お喋りをしていると麻琉が階段を降り、私を迎えに来た。ト書き
麻琉の母「もー!せっかく久しぶりに会えたんだから話に花を咲かせてもいいでしょう!?」セリフ
麻琉「はぁ…行くぞ」セリフ
グイッと手を引き、2階へとエスコートしてくれた。ト書き
麻琉の自室へ着くと、麻琉は私をベッドに腰かけさせ、自分も腰かけた。ト書き
麻琉「なぁ、珠李…俺、事故に遭って思ったんだ」セリフ
珠李「何?」セリフ
麻琉「俺、もう生きられないのかなって思ったら真っ先に珠李に会いたいって思ってた。そんで、やっぱり珠李が好きだって実感した。何があってももう…離れたくない」セリフ
珠李「麻琉…」セリフ
抱き合って居ると麻琉の母がお菓子を持って来た。ト書き
慌てて離れると麻琉が母親に向かって怒る。ト書き
麻琉「ったく、ノックぐらいしろ!」セリフ
麻琉の母「だってーお客さんにお菓子も出さないのは失礼じゃない?」セリフ
麻琉「くっ…確かに」セリフ
その時、玄関から来客を知らせるチャイムが鳴る。ト書き
麻琉の母「あら、誰かしら?」セリフ
パタパタと朝日さんの足音が遠のくと下の階から賑やかな声が聞こえて来た。ト書き
心春「今日も麻琉さんのお見舞いに来ました!心春です!」セリフ
麻琉の母「あら、心春ちゃん今日も来たの?麻琉ったらモテモテね〜」セリフ
麻琉「ごめん、ちょっと行ってくる」セリフ
珠李「あ、うん…」セリフ
呆然と麻琉を見送る。ト書き
麻琉「ったく、家にまで来んなよ」セリフ
心春「だって麻琉くんが心配で…!」セリフ
麻琉「ったく、今日はもう帰れ!」セリフ
心春「何でそんなこと言うの…?」セリフ
麻琉の母「心春ちゃん、今日はねお客さんが居るのよ。だから…」セリフ
心春「えーそれなら仕方ないですね〜。じゃ、また明日来ますね!失礼しました〜」セリフ



