「日和、電気消すよ?」
「はい」
日和がベッドに入ると、日向は照明を絞る。
日和の隣に横になり、腕枕して優しく抱き寄せた。
「あのね、日向さん」
「ん?なに」
こうやって夜寝る前におしゃべりする時、日和はいつにも増して可愛くなる。
気を許したように身を寄せてきて、ほんの少し眠たそうなトロンとした目で日向を見上げ、甘い声で話すのだ。
「今度の週末、椿さんとお買い物に行ってもいい?かずくんの結婚式に着て行く服を買いに」
「ああ。もうすぐだっけ?奥田先生の結婚式」
「うん。12月15日だから再来週」
「そっか。買い物はどこへ行くんだ?車、出そうか?」
「ほんと?いいの?」
「もちろん」
「ありがとう!日向さんとも一緒にお出かけしたかったから、嬉しい」
そう言うと日和は、日向の胸元をキュッと掴んで頬を寄せる。
「楽しみだなあ、日向さんと椿さんとお買い物。パンケーキのお店にも行きたいな。日向さんは嫌かな?それなら、ケーキの美味しいカフェでもいいな」
ひとりごとのつもりなのだろうか?
日和は目を閉じたまま夢見心地で呟き、そのままスーッと眠ってしまった。
「可愛いな、おやすみ日和」
おでこにチュッとキスをすると、日和は「ふふっ」と小さく笑う。
日向は日和の寝顔を見ながら、ずっと優しく髪をなでていた。
「はい」
日和がベッドに入ると、日向は照明を絞る。
日和の隣に横になり、腕枕して優しく抱き寄せた。
「あのね、日向さん」
「ん?なに」
こうやって夜寝る前におしゃべりする時、日和はいつにも増して可愛くなる。
気を許したように身を寄せてきて、ほんの少し眠たそうなトロンとした目で日向を見上げ、甘い声で話すのだ。
「今度の週末、椿さんとお買い物に行ってもいい?かずくんの結婚式に着て行く服を買いに」
「ああ。もうすぐだっけ?奥田先生の結婚式」
「うん。12月15日だから再来週」
「そっか。買い物はどこへ行くんだ?車、出そうか?」
「ほんと?いいの?」
「もちろん」
「ありがとう!日向さんとも一緒にお出かけしたかったから、嬉しい」
そう言うと日和は、日向の胸元をキュッと掴んで頬を寄せる。
「楽しみだなあ、日向さんと椿さんとお買い物。パンケーキのお店にも行きたいな。日向さんは嫌かな?それなら、ケーキの美味しいカフェでもいいな」
ひとりごとのつもりなのだろうか?
日和は目を閉じたまま夢見心地で呟き、そのままスーッと眠ってしまった。
「可愛いな、おやすみ日和」
おでこにチュッとキスをすると、日和は「ふふっ」と小さく笑う。
日向は日和の寝顔を見ながら、ずっと優しく髪をなでていた。



