確かめたくなった時、真っ赤な顔でうつむいていた日和が、すっくと立ち上がった。
「さ、佐野さん!コーヒー淹れますね」
「え?いや、もう遅いからそろそろ帰る」
途端に日和は、しゅるしゅると元気をなくした。
「もう帰るんですか?」
「もうって、10時過ぎてるぞ。お前も早く寝ろ」
「いくらなんでも、こんなに早く寝ません」
「けど、こんな遅くまで男を部屋に上げるな。いいな?」
そう言って日向は立ち上がる。
カバンを手に玄関へ行くと、日和がしょんぼりしながら見送りに来た。
「それじゃあ。美味しい料理をありがとう」
「いいえ。こちらこそ、素敵なプレゼントを本当にありがとうございました」
「いや。戸締まりちゃんとして寝ろよ?」
「はい、おやすみなさい」
顔を上げた日和は、目を潤ませている。
きっと一人になるのが怖いのだろう。
誕生日の夜くらいはそんな気持ちを忘れさせてやりたくなり、日向はかがんで日和の顔を覗き込んだ。
「もう少し一緒にいようか?」
パッと日和の顔が明るくなる。
「いいんですか!?」
「ああ。でもちゃんと寝る支度をして、早くベッドに入るんだ。大人しく言うこと聞くなら、そばにいる」
「はい!」
無邪気な笑顔の日和に、日向もつられて頬を緩めた。
「さ、佐野さん!コーヒー淹れますね」
「え?いや、もう遅いからそろそろ帰る」
途端に日和は、しゅるしゅると元気をなくした。
「もう帰るんですか?」
「もうって、10時過ぎてるぞ。お前も早く寝ろ」
「いくらなんでも、こんなに早く寝ません」
「けど、こんな遅くまで男を部屋に上げるな。いいな?」
そう言って日向は立ち上がる。
カバンを手に玄関へ行くと、日和がしょんぼりしながら見送りに来た。
「それじゃあ。美味しい料理をありがとう」
「いいえ。こちらこそ、素敵なプレゼントを本当にありがとうございました」
「いや。戸締まりちゃんとして寝ろよ?」
「はい、おやすみなさい」
顔を上げた日和は、目を潤ませている。
きっと一人になるのが怖いのだろう。
誕生日の夜くらいはそんな気持ちを忘れさせてやりたくなり、日向はかがんで日和の顔を覗き込んだ。
「もう少し一緒にいようか?」
パッと日和の顔が明るくなる。
「いいんですか!?」
「ああ。でもちゃんと寝る支度をして、早くベッドに入るんだ。大人しく言うこと聞くなら、そばにいる」
「はい!」
無邪気な笑顔の日和に、日向もつられて頬を緩めた。



