スタートライン

 仄かに色づいた桜の花弁が空を舞う。

 そして、私の隣には、あの日と変わらない笑顔を浮かべるあなたがいて。

「おーい、雪~!」

「颯真」

 今思えば、きっとあの日からこの初恋は始まっていた。

 きっと、あの日が、この初恋のスタートラインだったんだ。



            ーーー〖スタートライン〗