そんなの荒唐無稽だ。
信じられない。
だけど身近な人間の死に共通しているのは【R‐アプリ】だった。
「アプリはきっと関係ないよ。でも、気になるからもうやめたほうがいかもしれない」
私はスマホを握りしめてそう提案した。
きっと自分たちの考えすぎだ。
立て続けに知り合いが亡くなって、妙な考え方をしてしまっているだけだ。
だけど【R‐リアル】の使用をやめて気分が晴れるのなら、そのほうがよかった。
「それならもうやめる!」
すぐに反応したのは美穂だった。
見ると普段はキレイなツインテールが、今日はグシャグシャに乱れてしまっている。
美穂からすぐに乱れを直しそうだけれど、それにも気が付けないくらい動揺しているんだろう。
「うん。そうだね」
頷くと美穂はアプリを長押ししてアンインストールボタンを表示させた。
そして迷うことなくアンインストールの文字をタップする。
信じられない。
だけど身近な人間の死に共通しているのは【R‐アプリ】だった。
「アプリはきっと関係ないよ。でも、気になるからもうやめたほうがいかもしれない」
私はスマホを握りしめてそう提案した。
きっと自分たちの考えすぎだ。
立て続けに知り合いが亡くなって、妙な考え方をしてしまっているだけだ。
だけど【R‐リアル】の使用をやめて気分が晴れるのなら、そのほうがよかった。
「それならもうやめる!」
すぐに反応したのは美穂だった。
見ると普段はキレイなツインテールが、今日はグシャグシャに乱れてしまっている。
美穂からすぐに乱れを直しそうだけれど、それにも気が付けないくらい動揺しているんだろう。
「うん。そうだね」
頷くと美穂はアプリを長押ししてアンインストールボタンを表示させた。
そして迷うことなくアンインストールの文字をタップする。



