今日はとくに用事もないし、両親は今日も仕事で家にいない。 それを伝えると昇と知里も遊ぶことに合意してくれた。 「それならわたし、おいしいアイス屋さん知ってるよ!」 さっきまで落ち込んでいた知里の元気な声に、みんなで一斉に笑い声をあげたのだった。