「そうだよ。もしかして君達も?」
先輩が他の3人に視線を送ると美穂が飛び跳ねるようにして「そうなんです!」と、返事をした。
その頬は少し赤色に染まっていて、どうやら先輩に一目惚れしたようだ。
「そっか。それじゃ僕と同じだね」
「先輩、よかったら名前教えてください」
「そういえば自己紹介がまだだったね。僕は中条っていうんだ。中条隼人」
イケメンに似合うカッコイイ名前で美穂が更に盛り上がっている。
それから私達4人も自己紹介して、鯉の餌やり動画を捕り終えることができた。
全員に【クリア】通知が来たことを確認して、ゆっくりと教室へ向けて歩き出す。
「昨日のミッションは恥ずかしかったなぁ。教室内で僕ひとりが逆立ちしてたんだから」
思い出してクスクスと笑う中条先輩に美穂が相槌を打っている。
中条先輩のクラスこのゲームに参加しているのは、先輩ひとりだけみたいだ。
「友達にも連絡が来てたんだけど、バカらしいって言って参加してくれなかったんだ。でも、逆立ちの撮影を手伝ってはくれたんだよ」
そんな会話をしているとあっという間に2階に到着だ。
3年生の教室は3階にあるため、美穂が名残惜しそうに中条先輩の後ろ姿を見送っている。
「美穂、トイレに行くんじゃなかったの?」
「忘れてた!」
知里に言われて美穂は慌てて女子トイレへと走ったのだった。
先輩が他の3人に視線を送ると美穂が飛び跳ねるようにして「そうなんです!」と、返事をした。
その頬は少し赤色に染まっていて、どうやら先輩に一目惚れしたようだ。
「そっか。それじゃ僕と同じだね」
「先輩、よかったら名前教えてください」
「そういえば自己紹介がまだだったね。僕は中条っていうんだ。中条隼人」
イケメンに似合うカッコイイ名前で美穂が更に盛り上がっている。
それから私達4人も自己紹介して、鯉の餌やり動画を捕り終えることができた。
全員に【クリア】通知が来たことを確認して、ゆっくりと教室へ向けて歩き出す。
「昨日のミッションは恥ずかしかったなぁ。教室内で僕ひとりが逆立ちしてたんだから」
思い出してクスクスと笑う中条先輩に美穂が相槌を打っている。
中条先輩のクラスこのゲームに参加しているのは、先輩ひとりだけみたいだ。
「友達にも連絡が来てたんだけど、バカらしいって言って参加してくれなかったんだ。でも、逆立ちの撮影を手伝ってはくれたんだよ」
そんな会話をしているとあっという間に2階に到着だ。
3年生の教室は3階にあるため、美穂が名残惜しそうに中条先輩の後ろ姿を見送っている。
「美穂、トイレに行くんじゃなかったの?」
「忘れてた!」
知里に言われて美穂は慌てて女子トイレへと走ったのだった。



