3人とも心身ともに疲弊した状態だったが、ひとつだけいいことが起こった。
それは今日のミッションクリアで全員が10ポイントと取得したことだった。
【ご褒美はなにがいいですか?】
その文面が表示されている。
「どうする? なににする?」
知里はそう質問してくるけれど、あまり嬉しいそうではない。
ここで頼んでも【R‐リアル】からは開放されないと、すでにわかっているからだ。
「なんでももらえるのかな。それとも制限があるのか……」
昇はアプリ内を色々と調べているけれど、ご褒美についての詳細は書かれていないみたいだ。
「洋太さんはあの後お金って書き込んでたよね。もらえたのかな?」
昨日の出来事を思い出して言う。
最初に書き込んだご褒美は聞き入れられなかったから、仕方なくだ。
「わからないな」
昇は左右に首を振る。
それは今日のミッションクリアで全員が10ポイントと取得したことだった。
【ご褒美はなにがいいですか?】
その文面が表示されている。
「どうする? なににする?」
知里はそう質問してくるけれど、あまり嬉しいそうではない。
ここで頼んでも【R‐リアル】からは開放されないと、すでにわかっているからだ。
「なんでももらえるのかな。それとも制限があるのか……」
昇はアプリ内を色々と調べているけれど、ご褒美についての詳細は書かれていないみたいだ。
「洋太さんはあの後お金って書き込んでたよね。もらえたのかな?」
昨日の出来事を思い出して言う。
最初に書き込んだご褒美は聞き入れられなかったから、仕方なくだ。
「わからないな」
昇は左右に首を振る。