☆☆☆
私と知里は仲良しだ。
この学校の中で一番の親友だと言っても良い。
授業では水泳もあるし、着替え姿なら見たことがある。
でも……これは絶対に違う。
ふたりでトイレの個室に入り、知里がこちらへカメラを向けている。
私は震える指先で制服を脱いでいく。
早くしないと知里を撮影する時間がなくなってしまう。
わかっているのに、どうしてもうまく脱ぐことができない。
「お願い瞳。頑張って」
知里の声が涙に濡れて、ひどく震えている。
私はキツク目を閉じて、屈辱に耐えながら全裸になったのだった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…