「もし受かったら、これからどうするか、先生と相談することになってる」
わたしがそう言うと、お父さんとお母さんが顔を見合わせる。
「そう。……まだ受かると決まったわけでもないし。心愛は、一度挑戦してみないと気が済まないのよね?」
「そうだな。転科試験に受かった場合、先生だけじゃなく、父さんたちとももう一度きちんと話をすること。そのときに、心愛にとってどうするのが一番いいのか、もう一度一緒に考えよう」
「じゃあ、試験を受けてもいいってこと?」
「そうね。けど、まだ転科を許可したわけじゃないわ。それだけは、ちゃんとわかっていてちょうだい」
「うん。……わかった。ありがとう、お父さん、お母さん」
もしわたしが受かったら、全力で先生にもお父さんたちにも転科を止められるだろうなってことは、容易に想像できる。
まだ全然安心できる状況ではないけど、少しずつでもいい。
わたしがどれだけ本気なのか、こうやってちゃんと話して、説得していくしかないよね。
そのためにも、まずは転科試験に合格しなくっちゃ。
わたしがそう言うと、お父さんとお母さんが顔を見合わせる。
「そう。……まだ受かると決まったわけでもないし。心愛は、一度挑戦してみないと気が済まないのよね?」
「そうだな。転科試験に受かった場合、先生だけじゃなく、父さんたちとももう一度きちんと話をすること。そのときに、心愛にとってどうするのが一番いいのか、もう一度一緒に考えよう」
「じゃあ、試験を受けてもいいってこと?」
「そうね。けど、まだ転科を許可したわけじゃないわ。それだけは、ちゃんとわかっていてちょうだい」
「うん。……わかった。ありがとう、お父さん、お母さん」
もしわたしが受かったら、全力で先生にもお父さんたちにも転科を止められるだろうなってことは、容易に想像できる。
まだ全然安心できる状況ではないけど、少しずつでもいい。
わたしがどれだけ本気なのか、こうやってちゃんと話して、説得していくしかないよね。
そのためにも、まずは転科試験に合格しなくっちゃ。



