「よしっ、今度こそ」
改めて気合いを入れ直し、翌日の特訓に挑む。
イチゴくんのレシピに書き加えた注意点を、ひとつひとつ確認しながら作業を進めていく。
「できました! どうですか、イチゴくん?」
ドキドキしながらイチゴくんのジャッジを待つ。
「……うん、合格!」
「はぁ~~、やったぁ~~」
思わずその場にへなへなとしゃがみ込む。
「心愛ちゃん、喜ぶのはまだ早いよー」
「えぇっ⁉」
だって今、合格だって言ったよね⁉
「生クリームの泡立てと、ケーキのデコレーション。ここまでできて、やっとほんとの合格だからね」
「そ、そっかぁ」
スポンジがあまりにもうまくいかなさすぎて、デコレーションのこと、すっかり忘れてた……。
「できあがったスポンジは、乾燥しないようにラップで包んで一晩寝かしておこうね。その方が、生地がしっとりしておいしくなるんだよ。生クリームの泡立ては、また明日やろうね」
改めて気合いを入れ直し、翌日の特訓に挑む。
イチゴくんのレシピに書き加えた注意点を、ひとつひとつ確認しながら作業を進めていく。
「できました! どうですか、イチゴくん?」
ドキドキしながらイチゴくんのジャッジを待つ。
「……うん、合格!」
「はぁ~~、やったぁ~~」
思わずその場にへなへなとしゃがみ込む。
「心愛ちゃん、喜ぶのはまだ早いよー」
「えぇっ⁉」
だって今、合格だって言ったよね⁉
「生クリームの泡立てと、ケーキのデコレーション。ここまでできて、やっとほんとの合格だからね」
「そ、そっかぁ」
スポンジがあまりにもうまくいかなさすぎて、デコレーションのこと、すっかり忘れてた……。
「できあがったスポンジは、乾燥しないようにラップで包んで一晩寝かしておこうね。その方が、生地がしっとりしておいしくなるんだよ。生クリームの泡立ては、また明日やろうね」



