その決意のもと呼び出したのが、今目前で自由気ままな発言を繰り返す鳳凰幹部3人である。
「そういや、一昔前にプロフィール帳?だったか、あれ流行ってたよな」
「それ実はとっくに試したの」
たまたま掃除してたら出てきて、その人の好きなことを知るには、絶好のチャンス!
そう思って書いてもらった結果、私は開いた口が塞がらなかった。
「みんな見てよこれ」
3人が座るテーブルに1枚のプロフィール帳を差し出す。
●好きな人 七瀬
●好きな食べ物 七瀬
●好きな本 七瀬が読んでくれるならなんでも
●好きなタイプ 七瀬
●趣味 七瀬の恥ずかしがる顔を見ること
●特技 七瀬を照れさせること
「……」
うん、私と同じ反応するってわかってた。
そしてそれを見せている私が、1番恥ずかしい。
「あいつ独占欲丸出しだったけど、ひどいなこれ」
「晴人クン、それ本人に聞かれたら怒られるよ」
「まだ帰ってこねえからへいきだ」
背もたれにふんぞり返る晴人くんは、頭を抱えて考えるのを諦めた様子。
「そういや、一昔前にプロフィール帳?だったか、あれ流行ってたよな」
「それ実はとっくに試したの」
たまたま掃除してたら出てきて、その人の好きなことを知るには、絶好のチャンス!
そう思って書いてもらった結果、私は開いた口が塞がらなかった。
「みんな見てよこれ」
3人が座るテーブルに1枚のプロフィール帳を差し出す。
●好きな人 七瀬
●好きな食べ物 七瀬
●好きな本 七瀬が読んでくれるならなんでも
●好きなタイプ 七瀬
●趣味 七瀬の恥ずかしがる顔を見ること
●特技 七瀬を照れさせること
「……」
うん、私と同じ反応するってわかってた。
そしてそれを見せている私が、1番恥ずかしい。
「あいつ独占欲丸出しだったけど、ひどいなこれ」
「晴人クン、それ本人に聞かれたら怒られるよ」
「まだ帰ってこねえからへいきだ」
背もたれにふんぞり返る晴人くんは、頭を抱えて考えるのを諦めた様子。


