里菜ちゃんは心の底から、喜んでくれていて胸がじーんと熱くなった。


「それでそれで!?隼太さまとどこまでやったの?」

「や、やった?とは…?」

「ほら、こんな感じの大人のシーンとか!」


スマホの画面を見せられると、そこにはTL漫画と呼ばれるもののワンシーン。


しかもちょっと隼太くんに似ててイケメン…!


て、待ってこれを私と隼太くんがいずれするってこと?


「む、無理!無理だよ恥ずかしくてできない!」

「なーにそんな顔赤くしちゃって。可愛いんだから」

「里菜ちゃんちょっと面白がってるでしょ」

「えへへ。バレた?」


授業中もベッドの上で、男女が愛し合うシーンが頭に浮かんで集中できずに1日が終わった。