好きって言ってよ ~先輩、溺愛しすぎですっ~

「ごめんね、穂高が遅くて…」

「ぜんぜんです! 穂高先輩もおはようございます」



あ~、朝から良い子…。



そっと手をつないだらそっと外された。



「穂高先輩の前ですよ…」



無念…。



「穂高先輩と一緒に寝たんですか?」

「そう…。穂高が布団に入ってきてさあ…。狭かった…」



そう言ったら、小糸ちゃんが「それはちょっと嫉妬です…」だって。



何それ!



かわいいね!



俺も穂高じゃなくて小糸ちゃんと一緒に寝たいよ~。



まあそれは言わないでおくけど。



照れて大変なことになっちゃいそうだし。



まあそれも見てみたいけど~。



でも小糸ちゃんのことは大事にしてるからそんなこと軽率には言わないよ。



「俺の前でいちゃつくのやめてくれない? うらやましいじゃん」

「いちゃついてないよ」



まあ穂高にも早く春が来たらいいね?



まだ昨日の返事は来てないみたいだけど。



まずはクリスマスのお誘い、うまく行くといいね!