「え!? 全然! このままが良かったです…!」
あたしがそう言うと、先輩が「良かった〜」と言って、さっきよりも強くあたしの手を握った。
はあ…好きだなあ…。
あたしは先輩の手の感覚を確かめるようにして手を握る。
「あはは、くすぐったい」
「我慢してください」
「おっ、急に強気」
だってあたしはとにかく幸せなんだい!!
ずっとこうしてたい…。
そして着いた場所。
「うわあ…!」
「いいでしょ? ここ」
連れてきてもらったのは、あたり一面のひまわり畑だった。
夕陽がいい感じにひまわりを照らしてる。
「はい、じゃあ小糸ちゃんこっち向いて」
そう言って先輩がスマホのカメラをあたしに向ける。
何枚か写真を撮られて、見せてもらうと、なんかあたしがめちゃくちゃ可愛く見える…!
「えっ、加工アプリとか使ってます?」
「使ってないよ。俺が小糸ちゃんのこと好きなのがカメラ越しに伝わったんだね〜。俺フィルター」
またそんなこと言う…。
照れてちょっとむくれると、先輩が面白そうにあたしの頬をつついた。
「ごめんって。でも思ったこと口に出ちゃうからしょうがないじゃん?」
「先輩はあたしの発言に照れたりしないんですか?」
「うーん…。多分しないかな? 年下の発言は全て受け入れます」
「不公平だ!」
それからも先輩にちょいちょいからかわれ続けていたら辺りもかなり暗くなった。
「そろそろお腹も空いてきたかな?」
「ですね!」
「よーし、夜ご飯食べよう」
あたしがそう言うと、先輩が「良かった〜」と言って、さっきよりも強くあたしの手を握った。
はあ…好きだなあ…。
あたしは先輩の手の感覚を確かめるようにして手を握る。
「あはは、くすぐったい」
「我慢してください」
「おっ、急に強気」
だってあたしはとにかく幸せなんだい!!
ずっとこうしてたい…。
そして着いた場所。
「うわあ…!」
「いいでしょ? ここ」
連れてきてもらったのは、あたり一面のひまわり畑だった。
夕陽がいい感じにひまわりを照らしてる。
「はい、じゃあ小糸ちゃんこっち向いて」
そう言って先輩がスマホのカメラをあたしに向ける。
何枚か写真を撮られて、見せてもらうと、なんかあたしがめちゃくちゃ可愛く見える…!
「えっ、加工アプリとか使ってます?」
「使ってないよ。俺が小糸ちゃんのこと好きなのがカメラ越しに伝わったんだね〜。俺フィルター」
またそんなこと言う…。
照れてちょっとむくれると、先輩が面白そうにあたしの頬をつついた。
「ごめんって。でも思ったこと口に出ちゃうからしょうがないじゃん?」
「先輩はあたしの発言に照れたりしないんですか?」
「うーん…。多分しないかな? 年下の発言は全て受け入れます」
「不公平だ!」
それからも先輩にちょいちょいからかわれ続けていたら辺りもかなり暗くなった。
「そろそろお腹も空いてきたかな?」
「ですね!」
「よーし、夜ご飯食べよう」



