好きって言ってよ ~先輩、溺愛しすぎですっ~

俺を見つめる小糸ちゃんの目が心なしかうるんでて。



そそる…。



その浴衣も。



たまんない…。



浴衣の帯をしゅるっと外して。



「先輩…明るい…」

「我慢して」



恥ずかしそうな小糸ちゃんだけどおとなしくなった。



今日は観念してくれるみたいだね。



乱れる浴衣の下に見え隠れする肌と下着。



俺は胸元にキスを落とした。



それから2人、しばらく夢中。



終わって火照ったからだで抱きしめ合った。



「背中痛い…」

「畳の上でしちゃったもんね…ごめんね?」

「いいもん…」



そのとき、2人のお腹が同時になった。



2人で顔を見合わす。



そういえば…



「ご飯!」



声をそろえた。



やば!



時計を見ると、決められてた夕食の時間からだいぶ過ぎてる。



浴衣を着て、慌てて夕食会場に降りた。



そこからは平謝り。



料理を温めなおして出してくれることになった。



まじで申し訳ない…。



だけど、再度出してくれたご飯はすごくおいしくて。



おいしいごはんに幸せそうな小糸ちゃんに思わず笑顔が漏れた。



「おいしいですね!」

「ね、来てよかったね」