「ごちそうさまでした!」
「また来てね~」
お母さんに挨拶をして家を出る。
小糸ちゃんが下まで送ってくれる。
「小糸ちゃんのお母さん、良い人だね」
「そう言ってくれて良かったです。嫌な思いとかしませんでした?」
「全然だよ! むしろ嬉しかった。歓迎してくれてるみたいで」
「あたしも親に彼氏とか紹介したことないからなんかドギマギしちゃいました…」
俺はふっと笑って小糸ちゃんの手を取った。
「もしよければまた改めて紹介してね? 俺も小糸ちゃんの家族と仲良くなりたいから」
「先輩って超懐深いですね…。すごい好き…」
「あはは、こんなところで好きって思ってくれてありがとう。っていうか小糸ちゃんこそいつもうちの親と仲良くしてくれてありがとね」
「だって先輩の家族あったかいし、すごく良くしてもらって馴染みやすいから…」
「それは俺も同じ気持ちだよ」
こっちの立場になってみて分かったよ。
親御さんから歓迎してもらえるのってすごく嬉しいね。
それから小糸ちゃんのおでこに軽くキスをして、「もう家入りな」と言って手を振った。
小糸ちゃんとまた一つ近づけたような気がした。
「また来てね~」
お母さんに挨拶をして家を出る。
小糸ちゃんが下まで送ってくれる。
「小糸ちゃんのお母さん、良い人だね」
「そう言ってくれて良かったです。嫌な思いとかしませんでした?」
「全然だよ! むしろ嬉しかった。歓迎してくれてるみたいで」
「あたしも親に彼氏とか紹介したことないからなんかドギマギしちゃいました…」
俺はふっと笑って小糸ちゃんの手を取った。
「もしよければまた改めて紹介してね? 俺も小糸ちゃんの家族と仲良くなりたいから」
「先輩って超懐深いですね…。すごい好き…」
「あはは、こんなところで好きって思ってくれてありがとう。っていうか小糸ちゃんこそいつもうちの親と仲良くしてくれてありがとね」
「だって先輩の家族あったかいし、すごく良くしてもらって馴染みやすいから…」
「それは俺も同じ気持ちだよ」
こっちの立場になってみて分かったよ。
親御さんから歓迎してもらえるのってすごく嬉しいね。
それから小糸ちゃんのおでこに軽くキスをして、「もう家入りな」と言って手を振った。
小糸ちゃんとまた一つ近づけたような気がした。



