好きって言ってよ ~先輩、溺愛しすぎですっ~

今日は明莉と遊ぶ日!



かわいくして待ち合わせ場所に行った。



「明莉~!」

「小糸ちゃん! お待たせ!」



明莉とショッピングなんかをしてから、近くのカフェで休憩した。



自然と話すのは恋のこと。



明莉も前ほど穂高先輩と会えなくなったみたいで寂しそう。



「早く夏休みなんて終わってほしいね…」

「うん、そんなこと思ったことなかったのに…」



2人でハァ…とため息をついた。



あたしたち、悩める女子高生…。



「ところで…さ」



明莉があたしに言いにくそうにモジモジしながら口を開いた。



「うん?」

「小糸ちゃんって…チューとかもう…してるよね?」



えっ!?



な、なに急に…。



「う…ん」

「やっぱりそうだよね…」



実際にはそれよりもっと…。



なんて恥ずかしくて言えないですが…。



ど、どうしたの、明莉…?



「付き合ってどのくらいでした?」

「えっ、ち、チュー?」

「うん…」

「い、1か月くらい…かな?」



あたしがそう言うと「1か月…」と明らかに落ち込んだ顔をした。



も、もしかして明莉…。



「チュー…まだ…なの?」



あたしがそう言うと、恥ずかしそうにうなずいた。



えええ!



だって明莉と穂高先輩って、もう付き合って半年くらいになるよね?



まさか一回もしてないとは…。