好きって言ってよ ~先輩、溺愛しすぎですっ~

「先輩に髪の毛乾かしてもらうの好きです」

「俺もしてあげるの好き~」

「ボサボサなのも面白いから写真撮れば良かったですね」

「あはは、そうだね」



小糸ちゃんはそう言いながら俺の寝ぐせを写真に収めてる。



楽しそうでなにより。



髪の毛を乾かし終わってから、俺もシャワーを浴びて髪の毛を整えた。



さっきとは反対に小糸ちゃんが髪を乾かしてくれる。



そのあと普通に2人で写真撮って。



「もう一枚撮ります」



シャッターのタイミングでほっぺにチューした。



「何するんですか…」

「いいじゃん?」

「いいですけど…」



いいんだ!



それから朝ごはんを食べに朝食会場に行ってぼーっとご飯を食べて部屋に戻り、宿を出る準備をした。



浴衣も脱がないと…。



「ねえ、やっぱり昨日言ってた下着見たいんだけど見ていい?」

「ダメですっ」



そっか…。



ダメか…。



見たかったな…。



でも嫌がることはしないって決めてるから…。



「…ほ、ほんとに見たいですか?」

「え、うん」

「じゃあ…一瞬だけ」



まじで!?



俺はばっと小糸ちゃんに視線を一転集中した。



小糸ちゃんが真っ赤な顔でゆっくりと浴衣の帯を外す。



浴衣の布の隙間から見える下着と肌。



きゃわい~~。



もうかわいい越してきゃわいいだよ。