好きって言ってよ ~先輩、溺愛しすぎですっ~

「すごーい!」

「召し上がれ」

「先輩って本当になんでもできますよね…」

「そう?」

「あたしなんて全然釣り合わない…」



そんなこと言わないでよね…。



釣り合うとか釣り合わないとか、そんなのないじゃん?



俺たちがお互い好きなら何の問題もない!



「俺が小糸ちゃんのこと大好きなのに?」

「奇跡みたいです…」



小糸ちゃんがそう言うので、俺は小糸ちゃんのおでこにチュー。



さっ、俺もたーべよ。



小糸ちゃんと横並びでご飯を食べた。



それから近所を軽く散歩して。



小糸ちゃんがさっそく俺…じゃなくてサンタさんがあげたマフラーを付けてくれてる。



カフェに入ってクリスマスメニューのケーキを一緒に食べた。



もうあっという間に夕方…。



「夜ご飯どうしようか、どっか入る?」

「うーん…でも、先輩と2人でいたいかもです」

「じゃあ家で一緒に夜ご飯作ろう」



というわけでスーパーに入って食材調達。



なんかこれ楽しいや…。



と思ったら小糸ちゃんも「一緒に買い物するの楽しいですね!」と言って笑顔を向けてくれた。



以心伝心。



それから家に帰って2人で料理。



「小糸ちゃん、これ洗ってくれる?」

「はい!」



楽しいな~。



なんか昨日からずっと楽しい。



小糸ちゃんは俺に幸せを運んでくれる天使だね。



2人で作った料理を食べてまったり。



時間はもう22時。