「生徒会、やめさせてください」
「本当にいいのか?」
「いいんです」
私はそれから投げやりになった。
どうせという言葉が、口ぐせになった。
どうせ、死ぬから
どうせ、私なんて
どうせ、終わるなら大切なものなんて持っちゃいけない。
あの日、奏のいる生徒会をやめて、アキ先生にもう病院に来なくていいと言ってもらった時、嬉しかった。
やっとぜんぶ、手放せた。
そう思ったのに。
なのにーー
「俺は、さゆが好きだよ。昔からずっと、今も大好きだ」
「俺のことを本気なら、そういうの全部片付けて、死ぬほど傷付いて苦しんで、俺のところに泣きついてこい。最後には傷ついたお前ごと全部包んでやる」
どうしても、2人が私を離してくれない。
運命の神さま、いるなら教えて。
私はどうしたらいいのーー?
「本当にいいのか?」
「いいんです」
私はそれから投げやりになった。
どうせという言葉が、口ぐせになった。
どうせ、死ぬから
どうせ、私なんて
どうせ、終わるなら大切なものなんて持っちゃいけない。
あの日、奏のいる生徒会をやめて、アキ先生にもう病院に来なくていいと言ってもらった時、嬉しかった。
やっとぜんぶ、手放せた。
そう思ったのに。
なのにーー
「俺は、さゆが好きだよ。昔からずっと、今も大好きだ」
「俺のことを本気なら、そういうの全部片付けて、死ぬほど傷付いて苦しんで、俺のところに泣きついてこい。最後には傷ついたお前ごと全部包んでやる」
どうしても、2人が私を離してくれない。
運命の神さま、いるなら教えて。
私はどうしたらいいのーー?



