真昼はずっと。
いじめられていた。
足を引っ掛けられて転んだ現場を、私も確かに見ていたはずなのに。
いつものことだ、日常だって。
何もしていなかった。
(ごめん、ごめんね、真昼……!!)
ずっと孤独だったんだ。
ずっとひとりで。
戦っていたんだ。
私は馬場さんの腕を掴んだ。
「は?」
と、私を睨む彼女の手を、真昼の襟から離す。
「乱暴なことをするのは、やめて!」
「塚原さんに関係ないじゃん。あんた、何気取り? ウザいこと言うと、マジで後悔させてやるんだから」
真昼が私を見た。
私も真昼と目を合わす。
「もうひとりにしない。もう、悲しい顔なんてさせない。真昼、あんたには私がいるんだからね」
「師匠……」
「師匠って? ウケる〜! え? え? 何の師匠なわけ? じっくり教えてよー」
と、美菜が野次を飛ばすと、千穂も下品に笑った。
「あんた達に関係ないんだから、黙っててくんない?」
と言うと、ふたりとも醜く鋭い声で、
「偉そうに」
とか、
「何様なんだよ」
なんて、ブツブツ言っている。
いじめられていた。
足を引っ掛けられて転んだ現場を、私も確かに見ていたはずなのに。
いつものことだ、日常だって。
何もしていなかった。
(ごめん、ごめんね、真昼……!!)
ずっと孤独だったんだ。
ずっとひとりで。
戦っていたんだ。
私は馬場さんの腕を掴んだ。
「は?」
と、私を睨む彼女の手を、真昼の襟から離す。
「乱暴なことをするのは、やめて!」
「塚原さんに関係ないじゃん。あんた、何気取り? ウザいこと言うと、マジで後悔させてやるんだから」
真昼が私を見た。
私も真昼と目を合わす。
「もうひとりにしない。もう、悲しい顔なんてさせない。真昼、あんたには私がいるんだからね」
「師匠……」
「師匠って? ウケる〜! え? え? 何の師匠なわけ? じっくり教えてよー」
と、美菜が野次を飛ばすと、千穂も下品に笑った。
「あんた達に関係ないんだから、黙っててくんない?」
と言うと、ふたりとも醜く鋭い声で、
「偉そうに」
とか、
「何様なんだよ」
なんて、ブツブツ言っている。



