「あんた、これ見てどう思う?」
と、期待賞を受賞した作品を見せる。
それを受け取り、読み終わった真昼は、
「素晴らしいです……けど」
と、私を見つめた。
「前みたいに怒んないから、お願い、はっきり教えて」
「……この漫画の話の展開の仕方が、前に見せてもらった漫画と同じ気がします」
「えっ?」
「前の漫画は同じ高校の同級生で、イケメンと地味な主人公の恋の話。これは、他校の生徒だけど、イケメンと地味な主人公の恋の話」
「でも、ちょっとずつ悩みとか、恋の実り方が違うっていうか」
真昼は首を振って、
「全部あっさりした感じなんです。悩みも薄いし、そんなに苦労せずに解決した感じに描かれていて。片想いも、いつの間にか成就している感が共通していて」
と、説明をする。
「……」
「すみません、生意気に」
私も首を振って、
「違う。そんなこと思ってないし、怒ってもない。考えていたの」
と、漫画原稿を見る。
「確かにそうだ。地味な主人公がイケメンと恋に落ちる話がウケそうって思って……」
と、期待賞を受賞した作品を見せる。
それを受け取り、読み終わった真昼は、
「素晴らしいです……けど」
と、私を見つめた。
「前みたいに怒んないから、お願い、はっきり教えて」
「……この漫画の話の展開の仕方が、前に見せてもらった漫画と同じ気がします」
「えっ?」
「前の漫画は同じ高校の同級生で、イケメンと地味な主人公の恋の話。これは、他校の生徒だけど、イケメンと地味な主人公の恋の話」
「でも、ちょっとずつ悩みとか、恋の実り方が違うっていうか」
真昼は首を振って、
「全部あっさりした感じなんです。悩みも薄いし、そんなに苦労せずに解決した感じに描かれていて。片想いも、いつの間にか成就している感が共通していて」
と、説明をする。
「……」
「すみません、生意気に」
私も首を振って、
「違う。そんなこと思ってないし、怒ってもない。考えていたの」
と、漫画原稿を見る。
「確かにそうだ。地味な主人公がイケメンと恋に落ちる話がウケそうって思って……」



