「……早く描きたくなっちゃったじゃん、次回作」
真昼は満面の笑みを返してくれる。
そこへ、どこかでお昼を食べていたらしい明石 秀人が教室に帰って来た。
明石 秀人の隣には、同じクラスの優等生、冴島くんもいる。
明石 秀人を何となく見ていたら、目が合った。
(!!)
心臓がドキンと跳ねる。
「何?」
と、明石 秀人が近づいて来た。
「別に、何でもないよ」
「……何かあるのかと思った」
「ないから」
ただ見ていただけとは、言えなかった。
だって。
悔しいじゃん。
(まさか、こいつに恋をするとは……)
私としたことが、不覚にもほどがある。
「あれ? 大谷さんと塚原さんって仲良かったっけ?」
と、冴島くんが私達を指差す。
「指差すの、やめてくれない?」
思わず眉間にシワを寄せてしまう。
真昼が慌てて、
「師匠はプライドがエベレストみたいに高いんです。でも、すごく良い人なので、誤解しないでください」
と、冴島くんに余計な説明をする。
真昼は満面の笑みを返してくれる。
そこへ、どこかでお昼を食べていたらしい明石 秀人が教室に帰って来た。
明石 秀人の隣には、同じクラスの優等生、冴島くんもいる。
明石 秀人を何となく見ていたら、目が合った。
(!!)
心臓がドキンと跳ねる。
「何?」
と、明石 秀人が近づいて来た。
「別に、何でもないよ」
「……何かあるのかと思った」
「ないから」
ただ見ていただけとは、言えなかった。
だって。
悔しいじゃん。
(まさか、こいつに恋をするとは……)
私としたことが、不覚にもほどがある。
「あれ? 大谷さんと塚原さんって仲良かったっけ?」
と、冴島くんが私達を指差す。
「指差すの、やめてくれない?」
思わず眉間にシワを寄せてしまう。
真昼が慌てて、
「師匠はプライドがエベレストみたいに高いんです。でも、すごく良い人なので、誤解しないでください」
と、冴島くんに余計な説明をする。



