「師匠、担当さんからはまだ?」
と、声を落として真昼が聞いてきた。
「うん。マジでどうなってるんだろう? 全然連絡がない」
「次回作のネームを送れば、また連絡が来る可能性がありますか?」
「……うーん、そうかもしれないけど」
ネームを送れば、返事を待つことになる。
いや、きっとずっと待ってしまう。
そう、今だって。
一応プロットを考えてはいるものの、連絡がない状態で。
勝手に次回作を描くことは、担当さんにどう思われるんだろう?と、不安に思っている。
だけど。
タイムリミットがある私としては。
描かなくては前に進めない。
「師匠の次回作、早く読みたいなぁ」
真昼がうっとりした目で言う。
「どんな主人公なんだろう? ヒーローやヒロインの外見を想像するだけで楽しみです」
「……そうなの?」
私の漫画、そんなに楽しみなの?
今。
目の前にいるのは。
紛れもなく読者だと思ったら。
と、声を落として真昼が聞いてきた。
「うん。マジでどうなってるんだろう? 全然連絡がない」
「次回作のネームを送れば、また連絡が来る可能性がありますか?」
「……うーん、そうかもしれないけど」
ネームを送れば、返事を待つことになる。
いや、きっとずっと待ってしまう。
そう、今だって。
一応プロットを考えてはいるものの、連絡がない状態で。
勝手に次回作を描くことは、担当さんにどう思われるんだろう?と、不安に思っている。
だけど。
タイムリミットがある私としては。
描かなくては前に進めない。
「師匠の次回作、早く読みたいなぁ」
真昼がうっとりした目で言う。
「どんな主人公なんだろう? ヒーローやヒロインの外見を想像するだけで楽しみです」
「……そうなの?」
私の漫画、そんなに楽しみなの?
今。
目の前にいるのは。
紛れもなく読者だと思ったら。



