B4サイズに魔法をつめて

慌てて、
「私も!」
と、手をあげた。



「私も、真昼のそばにいる! 学校の中でも、真昼と一緒にいる!」

「えっ、それって……」






「私、学校に登校する!」





明石 秀人が驚いた顔のまま、でも、力強く頷いた。



(明石くんって、良い人なんだろうな)
と、ふいに思った。



(いや、私の漫画をあんなに酷評する奴なんだけど)



でも。

それだって、本当はわかっている。

的確な批評だったって。



だから、嫌だったんだ。

痛いところを突かれたから。

ものすごく腹が立ったんだ。



(そんなふうに、正直に意見を言ってくれた人に対して、私は……)




「明石くん」

「何?」



「この間は、ごめんなさい」



私は体を折るように、深く頭を下げた。



「漫画のこと、あんなふうに言われて嫌だったけど……、でも明石くんは、間違ってない」

「え?」

「言われたことは全部、的確だった」